さぁ今日も聖書のお話をしたいと思います。
今日のお話のタイトルは、「ない・ない・ない」と「ある・ある・ある」にしました。
お話のタイトルそのままで、今日の聖書のお話の中で、ないものとあるものを捜してみたい思います。
何が「ある・ある・ある」でしょう。何が「ない・ない・ない」でしょう?
先生が見つけた「ない・ない・ない」は、ヨセフさんとマリヤさんが泊まる場所がなかったことです。
聖書には「宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」(2:7)と書かれています。
でも、宿屋さんにいる場所がなかっただけではなくて、そのことは、生まれたばかりの赤ちゃんが眠れるベッドもなかったことにもつながっています。この生まれたばかりの赤ちゃんって誰でしょうね?
そうイエスさまです。それは、イエスさまをお迎えできる場所も、なかったっていうことですね。
そして、先生が見つけた「ある・ある・ある」は、たくさんあります。
マリヤさんにはヨセフさんが、ヨセフさんにはマリヤさんがいました。ふたりとも独りぼっちじゃなかったことに気がつきます。嬉しいですね。一緒にいてくれる人がいました。
赤ちゃんを無事産める場所がありました。イエスさまが無事に元気に生まれることができました。もちろん、病院ではなかったし、宿屋さんのお部屋でもありませんでした。家畜小屋っていうとっても特別な場所でしたが、それでも場所がありました。
赤ちゃんをくるむ布もありました。ベッドの飼葉おけもありました。
想像してみてください。この夜、マリヤさんとヨセフさんは、ガッカリして、悲しくて、暗い顔をしていたと思いますが?
先生は、嬉しくて、嬉しくて、仕方がない、ふたりを思い浮かべます。だってイエスさまが無事生まれてくださった。マリヤさんとヨセフさんが、楽しみに待っていたイエスさまが目に前にいたのですから。
羊飼いさん達も、ないものがたくさんありました。でも、イエスさまが地上に来てくださった夜に、御使いさんが教えてくれた言葉を、信じて、一生懸命走りまわって、イエスさまが眠っている飼い葉おけを見つけ出せました。
どんなに嬉しかったか、想像できるでしょうか?羊飼いさんたちの心に神さまを讃美する気持ちがあふれていたことが記されています。
神さまって素晴らしいね、神さまってホントにすごいね。
そういいながら帰る、羊飼いさんたちは、寂しくて、悲しくて、暗い顔をしていたでしょうか?
して・・・いま・・・せん!とっても嬉しくて、ニコニコしたていた羊飼いさんを先生は思い浮かべます。
先生が今日、見つけた一番の「ある・ある・ある」は、天の軍勢さんたちが神さまを賛美して言った言葉の中に隠されています。
「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(2:14)
神さまに栄光があります。そして、御心にかなう人々に平和があります。
栄光も平和も、ちょっと難しい言葉ですね。
本当は、栄光っていう言葉が一番ふさわしいのは、神さまだけです。
神さまが一番、神さまってスゴイ、神さまって完璧、強い、素晴らしいっていうことを、僕たち私たちが認めることで、神さまは栄光を受けられるのです。
認めても、認めなくても、神さまは神さまだから絶対変わらないけど、神さまのすごさ素晴らしさを認めることが栄光につながるということを憶えておいてくださいね。
そして、平和っていう言葉は、平安と訳されることもあります。この言葉も、神さまを神さまと認めることとがなければわからないことです。
天の軍勢さんたちは、御心にかなう人々と言っています。今日のお話の中で、御心にかなう人はいたと思いますか?
そうです。いますよね。それはマリヤさんやヨセフさん、羊飼いさん達です。先生はマリヤさんやヨセフさん、そして羊飼いさんたちが、悲しそうな顔をしていたり、ガッカリしている顔をしたり、残念がっていないように思えます。
マリヤさんにもヨセフさんにも、羊飼いさん達にも、「ない。ない。ない」と足りないものや持っていないもの、ないものがありました。
でも、それ以上に「ある・ある・ある」がいっぱいあって、喜んでいる姿があります。それはイエスさまがいてくれるからです。イエスさまが来てくれたからです。
イエスさまが一緒にいてくれると、心の中に「平和」が「ある・ある・ある」になるのです。もちろんヨセフさんやマリヤさん、羊飼いさん達だけでなく、僕たち私たちも同じように生きることができます。
だから、私たちも、神さまにありがとう、神さまってスゴイね、素晴らしいねっていうことができるのです。
クリスマスの感謝は、イエスさまが一緒にいてくれる人に神さまが神さまにしか与えることができない平和を心にくださるからできるのです。
ないものではなくて、あるものを数え、喜べる心をイエスさまは私たちにくださるのです。
一緒にお祈りしましょう。