レントという期間(2)

伝統的にレントの期間は悔い改めのシーズンと位置づけられ、祈りと断食と慈善が強調されてきました。

 Wikipediaの「四旬節」の項目の中にある「四旬節中の慣習」には「四旬節では伝統的に食事の節制と祝宴の自粛が行われ、償いの業が奨励されてきた。伝統的に、四旬節の節制は、祈り、断食、慈善の3点を通じた悔い改めの表明と解される。現在の多くの西方教会の教派では、そのような伝統的な考え方を否定するわけではないが、神に対しての祈り、自分自身に対しての節制、さらに他人に対する慈善の3つが四旬節の精神であるとして教えられている。現在でも一部の信徒たちが娯楽の自粛や慈善活動への積極的な参加を行っている。」と書かれていました。

 もっとも、やんわりと「そのような伝統的な考え方を否定するわけではないが…」と書かれていますが、今日の多くの福音派の中ではこのような考え方はあまり強調されることはないように思います。
 しかし、このキリスト教の伝統を思いめぐらして、レントの期間をどのように過ごすのかを考えてみることは有意義なことではないかと思います。
 もう少しだけ付け加えると、イースターには洗礼式が執り行われ、そのための準備期間でもあったという事も「悔い改めのシーズン」としてのレントの意味があったという事です。

 イエス・キリストを自分の救い主と信じた人が、イエス・キリストの復活を記念するイースターの朝に洗礼が執り行われるまでの魂の準備期間でもあったという事です。
 そして、それは既に洗礼を受けた人々にとっても、もう一度、その恵みに立ち返り、心を主に向ける期間でもあったという事です。

 今年のレントが特別な期間となることを願っています。

 

 

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